香川県の獅子頭

香川県の獅子頭は、木ではなく和紙で作られています。

和紙なので軽く振りやすいというのが特徴の獅子頭flair

 

じゃあ香川県の獅子頭は、全て同じ?
と思いきや、素材が同じであっても
顔つきやら、色づかいやら、、、
その作り手によって個性が出ているので
違いが出ています。

 

香川県では、東讃、中讃、西讃と区域に分けられたりしますが
その区域で、主流の獅子頭が違っているという現状を
写真活動を通して目の当たりすることができましたeye

 

一部地域では、使われている獅子頭が違ってたりもしますので
大まかに分けると、と思ってくださいhappy01

 

まず香川県の獅子頭は、

 

宮武獅子頭商店(高松市)
松下獅子店(善通寺)
丸岡光信獅子頭製作所(三豊市)

 

の3つのお店で制作されていますflag

 

この時点で、お店も東讃、中讃、西讃と区域が分かれている、、、
ということは、まったくその通りで

 

東讃で多く見られる獅子頭は、宮武系の獅子頭sun

 

 

 

讃岐獅子頭

 

 

中讃、西讃で多く使われている獅子頭は、丸岡系の獅子頭sun

 

 

 

獅子頭『大木獅子組』

 

 

 

そして、中讃でも特に善通寺に多く見られる獅子頭は、松下系の獅子頭sun

 

 

 

砂古獅子組

 

 

 

写真ではなかなか違いを伝えることも難しいのですが
実物を並べることができれば見ただけでも、
顔つきが違うことにすぐ気づけます。

 

地元では、丸岡の獅子頭が主流でしたので
10代の頃、お隣りの善通寺の獅子頭を初めて見たときは
めちゃカッコイイやんsign03
と凄い憧れをもったことがあります(笑)

 

 

昔は今と違って、情報や移動手段なども限られていたと思いますので
近くのお店に依頼してきた結果、このように3つの区域で使われている獅子頭の違いが出たのだと思います。

 

といっても、職人さんがそれぞれの地域で一時代を築いてきたからこそできたことだと思うので、職人さんの技術による結果ともいえるかもしれません。

 

 

中、西讃にお住まいの方は、東讃のお祭りへ、
東讃にお住まいの方は、中、西讃のお祭りへ
ぜひ行ってみてくださいhappy01

 

地元の獅子、その周辺の獅子までしか見たことがないんでしたら
文化の違いにも目の当たりすると思いますが
まず獅子頭の違いに驚くと思います(笑)

 

なかなかに香川県の獅子舞文化は奥深いですshine

 

 

 

 

 

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