2月後半も寒波が続き寒い日が続いていましたが、3月に入って一気に気温が上がってきました。
3月初旬の日曜日は、ポカポカ陽気(*^-^*)
青空が見える快晴に、
よし!神社を巡ろう!
と思い立ち、カメラバッグを背負って、多度津町内で秋祭りが行われている神社を巡る旅にでました(笑)
![加茂神社 [ 多度津町南鴨 ]](https://i2.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5711.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
まずは、葛原のすぐお隣りの南鴨にある「加茂神社」。
南鴨、北鴨の産土神を祀った神社で、「南鴨念仏踊」と呼ばれる神社に奉納する雨乞い踊りは、県指定文化財にもなっています。
南鴨念仏踊は、加茂神社で奉納される踊りですが、遥か昔には多度津、堀江、北鴨、葛原の各神社でも奉納をされていた記録が残っているそうです。
また神社に建てられている記念碑には、「今から二百六十余年前多度津藩の許可を受け南加茂村は水路を造って上葛原村の泉から水を引き田畑に灌漑していた。」と書かれています。
葛原の泉から引いていたというのは、もしかしたら葛原正八幡宮に湧いていた湧き水の池のことを指しているのかもしれません。
そして、その次に訪れたのは、、、
![弘浜八幡宮 [ 多度津町堀江 ]](https://i0.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5720.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
さぬき浜街道沿いの近くにある「弘浜八幡宮」。
弘浜八幡宮は、延久五年(1073年)八月、道隆寺第十二代祐禅が勅を奉じて勧請した八幡宮五社の一つです。
葛原正八幡宮も、八幡宮五社の一つに当たるのですが、弘浜八幡宮と葛原正八幡宮は同じ時期に創建されたそうです。
そして、その次に訪れたのは、、、
![家中天満宮 [ 多度津町家中 ]](https://i2.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5741.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
江戸時代、多度津藩の家臣が住む武家屋敷町でもあった多度津町家中にある「家中天満宮」。
神社の境内にある記念碑には、「寛永十二年九月(一六三五年)堀江より遷座して土地の産土神になったが、その頃の家中は新町村と呼ばれ、砂地の不毛の土地だったという。九十八年後の文政六年(1733年)の早魃に南鴨の念仏踊がこの境内で奉納され、その後各地に雨が降り、田は潤ったと記録に残っている。」
と、書かれています。
堀江とも縁があり、まさか最初に訪れた加茂神社の念仏踊のことがここで出てくるとは思ってもみなかったので大変驚きました。
そして、その次に訪れたのは、、、
![蛭子宮 [ 多度津町東新町 ]](https://i2.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5779.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
港の近くにある蛭子宮。
蛭子宮では、漁船に神輿を乗せ、港内を巡幸して豊漁を祈る秋祭りが行われています。
多度津町では、唯一の漁船が出る秋祭りです。
そして、その次に訪れたのは、、、
![白髭神社 [ 多度津町本通 ]](https://i0.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5806.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
多度津山の東側にある「白髭神社」。
本殿から、多度津町街並みを一望でき、その先には瀬戸内海が広がっています。
海上交通の神として祀られているとして、他サイトで紹介されているのを見ましたが、本殿からの景色を見ていると、海を見守っているというのも頷けます。
そして、今回の自転車旅の最後に訪れたのが、、、
![庄天満宮 [ 多度津町大字庄笠屋 ]](https://i0.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5833.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
「庄天満宮」。
庄天満宮では、「笠屋天満神社子供馬」と呼ばれる子供馬が県指定文化財に選ばれています。
神社の境内には、「菅原道真が讃岐国司であったとき、国内巡見の際にこの地に訪れ、里人が馬形を作って迎えたという伝説に端を発します。」と記載されている看板があり、子供馬の文化が生まれた歴史を知ることができます。
現在も、秋祭りには行われている行事の一つで、本殿の前で、張子で作られた子供馬を身に着けた子供達が輪になって回ります。
天狗、烏天狗も、子供達の輪に入って、斧にまたがって一緒に回ります。
管理人も初めて見た時は、こんな文化もあるんだと思わず見入ったほどです。
以上、今回は6つの神社を巡りましたが、旅の合間にはこんな出会いも、、、


癒されました(笑)
また春の訪れを感じさせる光景も、、、
![家中天満宮 [ 多度津町家中 ]](https://i2.wp.com/sanuki-shishimai.info/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMG_5765.jpg?resize=450%2C300&ssl=1)
花も咲き始めていました(*^^*)
猫と戯れながらの一人自転車旅もなかなか面白かったですが、まったく違う秋祭りをしている地域でも、神社の歴史で見れば何かしら繋がりがあったりと、これまで知らなかった発見があってとてもいい旅になりました。
祭りだけでは分からないことを知ることで、また違った角度から地元の祭りや、各地の祭りを見た時に色々と気づくこともあるかもしれません。
色んな意味で、管理人にとってはいい発見だったと思います。
まだ、多度津町内で秋祭りが行われている神社を全て巡れていませんので、また次回巡りたいと思います(^^♪