秋祭り最終日の朝。
この日も天気が良く、雲一つない清々しい朝を迎えました
前日の土曜日の朝と同じように、大木地区の神社を回っていきます。
そしてそれが終われば、前日に回り切れていない残りの軒数の家々を回っていきます。
その頃、御神輿を迎えている統家(とうや)では、本祭りの行列の役が当たっている人達の受付が始まっていました。
※今年の統家の地区は大木
同じタイミングで、南獅子組さんが統家の家に獅子舞の奉納をしに来ました。
一方その頃、、、
大木獅子組は、午前中のうちに全てのことを済ませ、本祭り前の準備です
統家では、11時頃から御神輿が葛原正八幡宮へ向けて出発をします。
御神輿が葛原正八幡宮へ到着しました。
神社でも、本祭りへ向けて準備をしています。
昼前から、葛原4組の獅子組が神社へと集まってきました。
南獅子組さんのダカ達
管理人が小学生だった頃は、4組の獅子組には天狗、烏天狗のダカがそれぞれいました。
特に南獅子組さんは、沢山の子供が扮したダカ達がいた記憶があります
太鼓ぶちになる前の小さな頃は、追いかけられて怖い思いもしたような、、、(笑)
ですが、年々とその数も減っていき、数年前にはほとんど見なくなるという状況でしたが、ここ最近、南獅子組さんでは増えていき、祭りの雰囲気が変わりました
やはりダカがいるといないとでは、全然違いますね
4組の獅子組が集まった頃、神社の拝殿では神事が始まりました。
いよいよ、本祭りのスタートです
神事が終わると、4組による獅子舞の奉納が始まります。
2回目の獅子舞が終わると、御旅所へと向かいます。
葛原の行列は、獅子組が先頭に出発をします。
道中の4箇所で、2回ずつ獅子舞をして、御旅所まで少しずつ進んでいきます。
その道中では、それぞれの獅子組で笑顔を見ることができました
西獅子組さんが先に獅子舞が終わった後、道具を持ってきて一緒に盛り上げてくれます
御旅所までは、少し距離があるので道具を持って移動です
御旅所前では、中学生の女の子達が太鼓ぶちをしています
4人の女の子達は同世代で、小学生の頃は優秀な太鼓ぶちでした
そして、御旅所に到着。
葛原のお祭りを支えてくれている方々の笑顔も頂けました
いつも写真活動のご協力ありがとうございます
御旅所での奉納が終われば、行きと同じように獅子舞をしながら神社へと戻っていきます。
帰りの道中では、親子の競演を目にすることもあります
お父さん、いい笑顔です(笑)
日が暮れてきても、まだまだ元気です(笑)
そして、随身門前で記念にパシャリ
随身門前での獅子舞が終われば、神社へ御神輿が還ります。
神霊を還す神事が終われば、本祭り最後の獅子舞奉納です。
真っ暗の中、最後の力を振り絞って奉納をします
これにて、2018年の葛原正八幡宮の秋祭りは終わりました
秋祭りの3日間、ほぼ丸1日獅子舞をしていたので、普段以上に体力を使っているはずですが、終わってしまうといつも寂しく思ってしまいます
地元の神様へ、日頃の感謝を込めて行われる秋祭り
年に1度なので楽しみでもあり、終われば寂しい。
だから、いつまでも地元の秋祭りが好きでいれるのかもしれません
余談ですが、大木獅子組の最後は大木荒神宮で終わりました
ずっと動きっぱなしの子供達ですが、最後まで元気な姿には驚かされます
最後は、みんなで記念撮影
2018年の葛原正八幡宮の例大祭、お疲れさまでした
【 香川県の獅子舞メモ 】
・渡御行列の並び順は、鼻高(猿田彦)を先頭に神輿から出発する地域もあれば、葛原のように獅子が先頭に出発する地域もある。その祭礼によって様々。
・天狗、烏天狗のダカ文化。主に多度津町、善通寺市とその周辺地域に見られる文化。
・天狗、烏天狗を総称してダカと呼ばれていたり、天狗はそのままの天狗、烏天狗のみダカと呼ばれていたりと地域によって呼び名の違いがある。
・天狗の数が決まっていたり、烏天狗がいない地域もあったりと、地域によってその数の決まり事があったりもする。