筆岡公民館まつり2018

 

筆岡公民館まつり [ 2018/12/09 ]
筆岡公民館まつり [ 2018/12/09 ]

 

善通寺市の筆岡小学校で行われている「筆岡公民館まつり」へ行ってきました

芸能発表会、制作物の展示、グルメバザーなど、地域の人達で賑わっていました。

善通寺市の筆岡地区は、中村町の木熊野神社、弘田町の春日神社と2つの神社で秋祭りが行われています

それぞれの神社で奉納をしている獅子組さんが、全組が集まるというのも「筆岡公民館まつり」ならではです

他の地域の文化祭でも、獅子舞を見ることができますが、地域の獅子組が全て集まるというのはなかなかに珍しいことです

 

幟 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]
幟 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]

 

この日も、9組の獅子組さんが筆岡小学校に集まってきました。
集まってきた獅子組さんから、持ってきた幟を順に立てかけていきます。

 

幟 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]
幟 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]

 

中村町、弘田町の両地域の幟は、共に幟の先に装飾品が付いています。

 

葛原正八幡神社【仲多度郡多度津町葛原】 秋祭り
大木獅子組

 

葛原も同じ幟はありますが、大木獅子組の場合は神社に生えている榊を挿しています。

幟1つにとっても、地域の特徴が出ているので興味深いです

 

辨天組 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]
辨天組 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]

 

そうこうしているうちに、獅子舞が始まりました。

中村町からは、5組、弘田町からは、4組の獅子舞の披露です

 

阿瀬獅子組 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]
阿瀬獅子組 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]

 

女の子の法被姿を見るのも、今では当たり前になっています。
女性の振り手さんも、獅子を振っていました

 

弘田下所獅子組 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]
弘田下所獅子組 [ 筆岡公民館まつり(2018/12/09) ]

 

今年のお祭りでは、色々とご縁のあった弘田下所獅子組さん。

 

 

普段は、それぞれの地域で奉納をしていますが、こうして全て集まって一斉に演舞をするのは、いい刺激にもなるのかなと思います。

豊原地区でも、文化祭で地区の全ての獅子組が集まると考えれば、おそらく気合いが入っちゃいます(笑)

毎年恒例となれば、また違ってくるのかもしれませんが、若い子達はそんなことは関係なくワクワクはしますよね(笑)

豊原地区でも、一度そのような機会があればいいのになぁ

 

ということで、今年の管理人の活動は、これにて全て終了となりました

春から追いかけてきた獅子舞でしたが、気づけばもうすぐで年末

毎年、同じようなことを言ってるような気がしますが、この活動は終わることはないと思いますので、来年はどのような獅子組さんと出会うのか楽しみです

もちろん、地元の秋祭りも楽しみですが

次は、大木獅子組の年越し獅子舞ですので、ぼちぼちと準備を進めていかないと

 

【 香川県の獅子舞メモ 】
・多度津町、善通寺市とその周辺地域にあるそれぞれの獅子組で所有している幟文化。秋祭り、獅子組の移動には欠かせない道具の1つ。多度津町の山階、庄の地域では、幟と共に吹き流しもある。

 

 

受け継がれる文化

葛原正八幡宮 南獅子組
葛原正八幡宮 南獅子組

 

上の写真は、葛原4組の中の1組、葛原正八幡宮 南獅子組さんです。
4年ほど前に、南獅子組さんの獅子舞で篠笛が復活したことをブログで書かせてもらいましたが、昨年の秋祭りで、ふと目にした光景に思わず見入ってしまいました。

 

葛原正八幡宮 南獅子組
葛原正八幡宮 南獅子組

 

復活した当初は、1人の方がずっと篠笛を吹いていましたが、今では子供達も一緒に吹いています。
元はあったものが途絶え、それから復活したということにも大変驚かされた出来事でしたが、復活した篠笛も今では定着し、こうして受け継がれていることにすごく感銘を受けました。

ここ数年、活動をしていてよく思うことは、昔の人達が築き上げたものは凄く粋であり、かっこいいということです。
それには必ず何かしらの意味があって、今を生きる私達に受け継がれています。

それらを無くすことは簡単ですが、受け継がれてきた文化を大切にすることは、どれだけ大変で大切なことかと最近よく考えます。

受け継がれてきた文化も、時が経てばその意味合いもわからなくなります。

意味合いがわからないものでも、なぜそれをしているのか、逆にこうであろうと仮定をつけて考えてみるのもいいかもしれません。

そうしたちょっとした思いが、次へと繋がる道になるのだと思います。

今回の出来事は、こうして文化は受け継がれていくんだと実感した瞬間でもありました。

管理人自身も、次の世代に残せるようなことをしていきたいと思います。

まだまだ頑張らないと(笑)

 

↓以前、南獅子組さんをご紹介したブログ記事はこちら
途絶えた伝統文化の復活

 

 

香川県の獅子舞

 

ここ数年、新聞記事やイベント情報など、「香川県の獅子舞」という言葉をよく目にするようになっています。

ふと「香川県の獅子舞」とはなんだろ?
と、思ったので考えてみました。

このブログでは、大木獅子組のサイトではありますが、管理人が県内各地へと訪れた祭りや獅子舞を不定期ながら書かせてもらっています。
県内を西から東へ巡っていますが、どの地域もその土地柄の特色が出ていて、とてもいい刺激をもらっています。

 

あやうたふるさとまつり[ 2017年11月5日(日)]
あやうたふるさとまつり[ 2017年11月5日(日)]

 

「香川県の獅子舞」と一括りにして、それらの地域の獅子舞を説明できるのかといわれると、、、

正直自信がないです(^^;)

では、香川県の獅子舞を全体的に見て、全て共通しているところはどこなのか、、、

 

大木獅子組[獅子頭(修理後)]
大木獅子組[獅子頭(修理後)]

 

「張り子の獅子頭」

だと思われます
※高松市香西町や、古くからの獅子頭が伝わっている地域などでは木彫りの獅子頭を使用されていますが、ここでは広く全体的に見てということで、申し訳ありませんが割愛させていただきます。

いやいや、鉦や油単があるだろ!

 

獅子舞 [ 香川県仲多度郡まんのう町 ]
獅子舞 [ 香川県仲多度郡まんのう町 ]

という声も上がるかもしれませんが、鉦がない地域も沢山ありますし、油単ではなく毛の獅子も土器川周辺地域では多く見かけます。

獅子舞の系統によって、使われる鳴り物の種類も変わってきますので、全て共通して同じ使われ方をしている鳴り物は、香川県の獅子舞では今のところ見たことはありません。

 

「讃岐獅子頭」

香川は全国でも獅子舞の盛んな地域です。
神社の祭礼に使われる獅子頭は、顎、耳、取っ手など一部を除き、張子の手法が使われています。
粘土の型に和紙を張り合わせ、型抜きをした後、胡粉や漆で素地を作り装飾を施します。
軽量で丈夫な乾漆作りが大きな特徴です。

香川県のサイトでは、香川県の伝統工芸として獅子頭をこのように紹介されています。

「香川県の獅子舞」を紹介するのであれば、、、

香川県の伝統工芸でもある、軽量で丈夫な乾漆作りの張り子の獅子頭を使い、その地域に伝わっている獅子舞を祭事で奉納をしている。
獅子舞の曲や、使われる鳴り物、獅子の油単(獅子の胴布)は地域によって様々で、舞も含め地域の特色が色濃く出ている。

でしょうか?

もっとうまくまとめれる文章力があったらよかったのですが(^^;)

ということで、このようにあれやこれやと考えても、、、

これぞ香川県の獅子舞!

といえるような代表的な獅子舞を、地域によって文化が違う香川県では見つかるわけもなく、言うなれば、張り子の獅子頭を使った様々な系統の違う獅子舞が伝わっているのが、香川県の獅子舞のいいところ、というとこでしょうか(^^)

 

葛原正八幡神社 秋季大祭
葛原正八幡神社 秋季大祭

 

最後に葛原でまとめさしてもらいますが、葛原4組ともまったく違うリズム、獅子舞を毎年奉納をしているというのもこの地域の特色です。

大木獅子組の獅子舞も、似たようなリズム、舞いをしている地域と出会ったことはありませんので、その組の獅子舞で完結しているというのも、先代達が築き上げた葛原の特長的な文化なのかもしれません。

この小さな地域でさえ、それぞれの獅子組で違っています。
日本一狭い県で、様々な獅子舞が生まれたというのもなんだか凄い話だと思います。

 

結局は、香川県の獅子舞文化は凄いなとなりますね(笑)