塗り獅子(唐獅子)【 讃岐獅子頭(2) 】

宇多津町で、企画写真展「讃岐祭」を開催した時のことですが
蓮心さんのご協力もあって、写真の他に職人さんコーナーとして
ダカの面や獅子頭の型などの展示も行うことができました。
蓮心さん、その節はご協力本当にありがとうございました。
その時に、自身のオリジナル作品でもある獅子頭の型も貸して頂いたのですが
まだその型は、世に出ていない型でもありました。
それから2年近く経ち、、、、
昨年、その型の獅子頭が完成し、
世に出ることに。。。
そして、オリジナル第二弾の型も制作し、
今年、また世に出ようとしています。
塗り獅子(唐獅子)
ちょうどお邪魔した時に、1つ目が完成したところで
綺麗な金に輝いている淵に、深みのある赤色。
白毛の合間に見える金の目。
完成したばかりとはいえ
その獅子頭の佇まいにじっと見入る程でした。
【工房蓮心】オリジナル獅子
左側が、初のオリジナルの型で制作した獅子頭。
右側が、2つ目になるオリジナルの型で制作した獅子頭。
赤色の顔には黒毛がいいと思っていましたが
赤色の色合いによっては、白毛も綺麗なことを知って驚きましたeye
型の形や雰囲気でも変わってくると思いますが
案外、まだ知らない組み合わせでもいけるかもっていうのがあるかもしれませんよね。
綺麗な獅子頭を見ていると
個人的にも欲しくなっちゃいます(笑)

猫獅子制作【 讃岐獅子頭(1) 】

色々とお世話になっている善通寺市にある「工房蓮心」。
工房へ行く度に、新規、修理中の獅子頭を目にするのですが
只今、制作中の獅子頭は猫獅子。
猫獅子制作中【讃岐獅子頭】
まだ世には出ていない型らしく
大木獅子組にも猫獅子はありますので見慣れてはいるのですが
猫獅子で、渦模様が入っているのはなかなかに珍しい。
型が工房へ来た時から見ていたので
和紙の張り合わせから段階を踏んで見ていると
どんどん形になっていくのがわかるので
感動しながら見ていますconfident
猫獅子[ 漆塗り ]
今回行った時は、ちょうど漆を塗るところで
これまでいろんな工程を見てきたのですが
漆を塗るのを見るのは今回が初めてeye
僕は、だまって見入っているので
傍から見ていると、不思議な光景なんだろうな(笑)
次、工房へ行く時にはどのように変貌しているのか
楽しみですhappy01

松下系を受け継ぐ Part.1

前回のブログで書かせてもらった「松下獅子店」flair

松下のおっちゃんには、現在2人のお弟子さんがいますhappy01

 

 

大木獅子組の獅子頭の修理を手掛けてくれたのが

そのお弟子さんの1人でもある、秋山蓮心さんsun

 

 

 

 

大木獅子組 『獅子頭』

[ 修理後に工房で撮影 ]

 

 

実は、数年前にこのブログで彼との出会いを書いたことがありまして
あらためて読んでみると、当時はダカの面を初めて制作している頃と書いていました。

 

今や獅子頭の制作や修理やらと大忙しの状況から考えると
当時、今練習がてらに自分のところのボロの獅子頭を修理しているんだといっていたのが
懐かしくも感じます(笑)

 

初めて蓮心さんが正式に依頼を請け負ってくれたのが
うちの獅子組の獅子頭だったというのも
今では嬉しい出来事の1つですhappy01

 

 

いつも蓮心さんと獅子の話をする度に思うのが
おっちゃんの松下系への思いと、制作へのこだわりが半端ないなと。。。

 

彼が制作した獅子頭は、
おっちゃんが作る松下系の獅子頭の流れも組んでいながら
蓮心さんの個性も出ているかっこいい獅子頭ですconfident

 

いつかは個人的にも欲しいなと思っているのですが、、、
相当お金貯めないとなぁcrying

 

 

 

蓮心さん、今後ともよろしくお願いしますね(笑)