写真展『丸山八幡宮の秋祭り』

 

写真展『丸山八幡宮の秋祭り』
写真展『丸山八幡宮の秋祭り』

2020年の幕開けと共に、管理人の活動も写真展の開催から始まりました

写真展『丸山八幡宮の秋祭り』

[ 開催期間 ]
2020年1月4日(土)~2月2日(日)

[ 場所 ]
丸山八幡宮(善通寺市善通寺町)

※写真は、拝殿に展示していますので、観覧できる時間は拝殿が開いている時間までとなります。

 

 

写真展の準備(2019/12/29 )
写真展の準備(2019/12/29 )

写真展の準備は、年末の頃から始まりました。

いつもなら、

「今年も、もうすぐ終わるなぁ。。。」

と、しみじみとしている時期ですが、写真展の準備で、気づけばあっという間に年末が終わったという感じでした(笑)

 

丸山八幡宮【善通寺市善通寺町】
丸山八幡宮【善通寺市善通寺町】

2014年、丸山八幡宮秋季大祭で、統家(とうや)の密着撮影のご依頼があり、撮影をさせて頂くことができました。

今回の写真展は、 その時の写真と、2019年の丸山八幡宮の秋祭りの様子を合わせ、丸山八幡宮の宮司さんのご協力もあって、神社の拝殿で写真展を開催するこができました

ありがとうございます

丸山八幡宮の秋祭りは、毎年10月の第2週に開催されます。

1日目、神楽祭。
2日目、正祭 。
3日目、御神幸祭。

と、3日間開催されますが、神楽祭の前日から統家に当たる家では神事が行われます。

写真展では、その神事から秋祭りが終わるまでの流れで展示をしております。

 

 

 

写真展『丸山八幡宮の秋祭り』
写真展『丸山八幡宮の秋祭り』

展示自体は年末からしていたので、大木地区の獅子舞奉納が終わって 、仲間内では毎年恒例となっている葛原正八幡宮へお参りしてから 、丸山八幡宮へ向かいました。

夜の展示は、お正月の時にしか見れないので、どのような雰囲気で見れるのか気になっていたのですが、拝殿の明かりに薄暗く灯る写真というのも、なかなか雰囲気があってよかったです

 

写真を通して、地元の神社の事や、お祭り、獅子舞、それぞれに色んなことを感じてもらえるそんな写真展にしていきたいと思っています。

ただ、何よりも一番嬉しいのは、地元の方が喜んでもらえた時ですが

今回の写真展では、地元の方でも、あまり見る機会が少ない神事の様子を写真に収めています。

よければ、写真展のご来場をお待ちしております。

 

 

丸山八幡宮【善通寺市善通寺町】
丸山八幡宮【善通寺市善通寺町】

普段は、拝殿の入り口には柵がありますので、除けてお入りください。
お帰りの際には、また元に戻して頂けると幸いです。

写真展は、来月の頭まで開催していますので、よろしくお願い致します。

 

平成最後の春祭り

 

荒魂神社春祭り[ 2019/04/07(日) ]
荒魂神社春祭り[ 2019/04/07(日) ]



昨年に初めて訪れた、三豊市三野町に鎮座している荒魂神社。


春祭りで獅子舞があると知って訪れた場所ですが、獅子舞だけでなく御神楽もしていたということを後日知って、来年は、御神楽も見ないと


と、翌年の目標となりました

そして、平成最後の春祭り

今年は、獅子舞から御神楽までを見る為に、1年ぶりに荒魂神社へ訪れました。

神事 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
神事 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
神事 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
神事 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]

昨年と同様に拝殿では、神事が執り行われています。

荒魂神社獅子若連 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
荒魂神社獅子若連 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]

そして、荒魂神社若獅子連さんによる獅子舞奉納が始まります。


この日はとても天気に恵まれ、境内にある桜も満開でした

荒魂神社獅子若連 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
荒魂神社獅子若連 [ 荒魂神社(2019/04/07) ]

合間にはこのような光景も見られ、やっぱり地域のお祭りはいいなと思わずほっこり

午前の神事が終わると、昼過ぎから御神楽が始まります。

御神楽が始まるまで、少し時間ができたので、善通寺市木徳町の新羅神社で行われている春祭りにも行ってきました

新羅神社では、前日の夜に御神楽、昼から獅子舞の奉納をしています。

新羅神社 春祭り [ 2019/04/07(日) ]
新羅神社 春祭り [ 2019/04/07(日) ]

新羅神社の各獅子組の獅子舞は、全て毛獅子。

重量感のある毛獅子の舞は、個人的に好きなので合間に見に行けたのはよかったです

そして、新羅神社での獅子舞奉納を見終わった後、急いで荒魂神社へ

神社の階段を上っていくと、午前中にはなかったものが、、、、

荒魂神社春祭り[ 2019/04/07(日) ]
荒魂神社春祭り[ 2019/04/07(日) ]

鳥居の奥に、茅の輪が

6月末頃に、地域の神社で行われている「夏越の祓」で良く見られる茅の輪がなぜ春祭りに?

不思議に思っていると、既に御神楽が始まっていたので、その疑問は頭の片隅に置いて御神楽に集中しました

島の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
島の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
猩々の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
猩々の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]

これまでにも、いろんな地域で御神楽を見に行きましたが、女性ばかりの御神楽は初めてでした。

男性とはまた違う舞の表現の仕方に、思わず見入ります。

猩々の舞では、猩々が見に来てる人を楽しませてくれます。

猩々の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
猩々の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]

 

管理人も、猩々に絡まれました(笑)

猩々の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]
猩々の舞(御神楽) [ 荒魂神社(2019/04/07) ]

そして、地元の方々も猩々から御神酒をもらいます。

お酒を飲んで酔った猩々。

それを見て笑顔になる人、御神酒をもらい猩々の絡みや動きに思わず笑い声も起きます

それらの雰囲気に、御神楽も地元の人達を幸せにする力があるのかなと、見ていてふと思いました。

そして、最後の鉾の舞が終わったあと、今回の御神楽で始めて見るものもあったので、宮司さんに質問をしにいきました。

荒魂神社の春祭りは、末社も含めた5社の春祭りだそうです。

遥か昔、地域に疫病が流行った経緯から始まったお祭りです。

一度途絶えてたそうですが、また疫病が流行ってしまったということから、再び奉納をするようになり、今に続いています。

元々は、夏にお祭りをしていたそうですが、地域住民の高齢化等の諸事情により春に変わったそうです。

ここでピンと来たのが、頭の片隅に置いておいた疑問です。

境内に茅の輪がなぜあったのか。

夏にしていたお祭りというのは、「夏越の祓」だったのではないか。

だから春に変わったことで、春祭りに茅の輪を見ることができたのではないか。

頭の片隅に置いておいた疑問が、一気に解決した気がしました。

今回、最後に宮司さんや地元の方に歴史を聞けたことは大変為になりました。

やはり地域の神社で行われているお祭りは、何かしらの意味や歴史があり、今も続けられているということ。

それをあらためて感じたお祭りだったと思います

 

 

【 香川県の獅子舞メモ 】
・西讃では、獅子舞の鳴り物に鉦を使用している地域が、中讃や東讃に比べると少ない。鉦がない地域では、陣太鼓(地太鼓)の数が多かったり、摺鉦を使用している地域がある。

出雲祭り(多度津町山階)

 

7月8日(日)多度津町山階の高木宮で行われた「出雲祭り」へ行ってきました。

「出雲祭り」では、獅子舞と御神楽の奉納をします。

獅子舞は、その年の山階の秋祭りで大統に当たる獅子組さんが、獅子舞を奉納をするそうです。

今年、獅子舞の奉納をしていたのは、西村・岡獅子組さん。

 

西村・岡獅子組(多度津町山階)
西村・岡獅子組(多度津町山階)

 

 

奉納は、神楽台の前で2回、拝殿前で1回、荒神祠の前で1回の計4回の奉納でした。

 

西村・岡獅子組(多度津町山階)
西村・岡獅子組(多度津町山階)

 

 

大統に当たるのは6年に1度だそうです。
「出雲祭り」で奉納が終われば、その次に奉納できるのは6年先

今ここにいる子供達も、次の大統に当たる年にはずいぶんと大きくなってるんだろうなと、地元民ではないですけど、6年に1度というお話を聞いて、ちょっとしみじみとしちゃいました(笑)

そして、獅子舞の奉納が終わり、御神楽が始まります。

御神楽は、中讃地域の多くの神社で見ることのできる神事の1つです。

山階での御神楽を見るのは初めてでしたので、どんな御神楽を見れるのだろうと楽しみにしていました

 

御神楽 (高木宮 [ 多度津町山階 ])
御神楽 (高木宮 [ 多度津町山階 ])
 

 

家内安全、五穀豊穣を願い舞います。

 

御神楽 (高木宮 [ 多度津町山階 ])
御神楽 (高木宮 [ 多度津町山階 ])
御神楽 (高木宮 [ 多度津町山階 ])
御神楽 (高木宮 [ 多度津町山階 ])
 

 

青空の下で、獅子舞の奉納から始まったお祭りでしたが、御神楽が終わる頃には既に真っ暗。

夕暮れから夜へと色合いが変わるのを楽しみながら、進行していく神事を見るのが大好きな管理人です(笑)

毎回思うことなのですが、御神楽を見ていると、昔から地元の人に大切にされていた神社なんだろうなと感じさせてくれます

やはり地域に根付いたお祭りはいいものですね