張子の天狗・烏天狗のお面絵付け体験

 

琴平町公会堂
琴平町公会堂

10月、善通寺市で開催された「宵2019 第1回宵まつり」のイベントでの、写真展出展に引き続き、11月1日~3日の3日間開催された「宵2019 第2回宵街道」では、ワークショップを出店しました。

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

ワークショップは、張子の天狗・烏天狗のお面絵付け体験です
これまでは、多度津町で開催されているイベント「多度津フェスティバル」で出店をしたことがあるのですが、

・琴平町での開催
・3日間での開催

どれもが初のことばかりで、果たしてどのぐらいの参加人数が集まるのか気になっていました

ですが、そんな心配もよそに沢山の人達が参加をしてくれました

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

天狗、烏天狗は、善通寺市、多度津町など、その周辺地域のお祭りで見かける存在です。
地域によって、その役割は様々ですが、そこにいるだけでもその存在感は大きく、祭りの雰囲気にも一役買っています。

またお面は、獅子頭と同じ張り子です。

その製法も、獅子頭とほぼ一緒で、お祭りで使用される物は、普段中々手にすることができません。

ワークショップを通して、同じ張り子のお面を手に取ってもらことで、何かを感じてくれたらという思いで出店をしています

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

ワークショップでは、子供から大人まで幅広い世代で、真剣に絵付けに取り組んでくれていました

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

ワークショップでは、天狗さんもお手伝い(笑)

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

素敵なお面が、出来上がっていきます

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

最後は、お面を当てて記念撮影

今回のワークショップでは、地元の琴平町、その周辺の善通寺市や、丸亀市、そして東讃では、さぬき市、高松市からと、県内の各方面から参加をしてくれました

県外から来られた方もいたので、その話を聞いた時は大変驚きました

そして、帰り際に、

「またどこかで開催をされないのですか?」

と、声をかけてくれた人が多かったのも大変嬉しかったです

私達も、ワークショップを通して、参加してくれた人達の笑顔や、声をかけてくれた時の言葉に感動をもらえています

ワークショップは、引き続き何かの形で開催していきますので、今度ともよろしくお願い致します。

本当に、沢山のご参加ありがとうございました

余談ですが、ワークショップ後、天狗・烏天狗は、イベント中の琴平町を散策していました。

天狗・烏天狗 琴平町にて
天狗・烏天狗 琴平町にて
宵2019 第2回宵街道
宵2019 第2回宵街道

泣いてしまうお子さんもいれば、喜んでくれるご家族もいたり、ワークショップ以外でも、活躍する天狗・烏天狗(笑)

ワークショップのお手伝いありがとう

天狗・烏天狗絵付けワークショップ
天狗・烏天狗絵付けワークショップ

手伝ってくれたちびっ子達もありがとね

ダカ面ワークショップ

 

管理人の写真活動の傍ら、小面に彩色をするワークショップ活動もしています

2018年10月28日(日)に開催された多度津フェスティバルでは、ダカ面ワークショップと題して出店しました。

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

 

昨年、出店する予定でしたが、台風の影響によりイベント自体が中止に
今年は秋晴れの下、無事に開催することができたので大変よかったです

初出店は、2015年。
実に、3年ぶりの出店でした

イベントの開始時刻と同時に、既に列ができていってるという話を聞き、受付開始時間の1時間半前なのにと大変驚きました

朝早くから並んで頂きありがとうございました

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

 

用意していたお面は、30個。
受付けを始め、ワークショップの参加者の列も途切れることなく面は捌けいき、10分程で全てなくなりました。

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

 

色塗りの作業の合い間には、ダカ面ワークショップの説明もさせていただきました

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

 

ワークショップの様子を見てみると、、、

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

親子で一生懸命に塗っている様子を見れたり、

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

 

イベントに出演されている獅子組さんの方達も、参加してくれていました
本津獅子保存会さん、ご参加ありがとうございました

 

天狗、烏天狗と記念撮影 [ 2018/10/28(日) ]
天狗、烏天狗と記念撮影 [ 2018/10/28(日) ]
 

 

今回のワークショップのお手伝いをしてくれた、天狗、烏天狗と一緒に撮影をしている様子も

ワークショップ中、上手く色がのらないということで、アドバイスを求められたりもしましたが、試行錯誤しながらも、こんな発想もあるのかと思わず感心するようなお面にも出会いました

参加してくれた小さな男の子も、とても綺麗に塗れたお面を見せてくれます

 

ダカ面色塗り完成 [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面色塗り完成 [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面色塗り完成 [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面色塗り完成 [ 2018/10/28(日) ]
 

嬉しそうに見せてくれる姿を見ると、私達も一緒に笑顔になってしまいます

お祭りで見かける獅子頭やお面は、特に子供達にとっては、普段手に取れる機会は少ないと思います。

 

張り子の面
張り子の面

 

ワークショップを通して、それらと同じ素材、製法で作られたお面を手に取って、何かを感じてくれたらという思いで開催をしています。

ですので、小さな子供達の笑顔を見ると、あらためてワークショップを立ち上げてよかった思える瞬間でもあります

 

ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
ダカ面ワークショップ [ 2018/10/28(日) ]
 

 

本当に沢山のご参加ありがとうございました

 

後日談ですが、総本山善通寺で開催された空海まつりの撮影に行った時、見たことのあるお面を付けたお子さんがいました

気になって見に行くと、、、

 

空海まつり [ 2018/11/03(土) ]
空海まつり [ 2018/11/03(土) ]
 

 

なんと、ワークショップのお面でした

聞くところによると、ワークショップで色塗りをしてからとても喜んでくれてたみたいで、空海まつりにも持っていくんだと楽しみにしていたそうです。

地域の子供達も、その小さなお面を羨ましがってたほど好評だったというお話も聞きました。

私たちは、ワークショップから旅立ったお面は、どうなっているか知ることはできません。
こうして思いがけない出会いがあると、嬉しくて、、、とても感無量です。

いつか私たちの写真展でも、ワークショップを開催したいと考えています。

またその時は、よろしくお願い致します

そして、今回ワークショップの出店のお話を頂き、多度津フェスティバル実行委員会の皆様、ありがとうございました✨

 

 

 

ワークショップのその後

 

管理人の個人的なお話になりますが、昨年の多度津フェスティバルでは、仲間達と一緒にダカの面に彩色をするワークショップを開催しました。

 

ダカワークショップ
ダカワークショップ

ダカワークショップ
ダカワークショップ

 

初めての試みでしたので、ワークショップにどのぐらいの人数が集まってくれるのか不安もありましたが、おかげさまで午前、午後の部ともに定員に達しました

 

ワークショップレクチャー
ワークショップレクチャー

ワークショップのダカの面
ワークショップのダカの面

 

その後、ワークショップで配った面はどのようになっているのか気になりましたが、それを知る手段はありませんでしたので、思い出の品として残っているといいなと思いながら終えた、初のワークショップ。

それから1年、今年の多度津フェスティバルではとても嬉しい出来事がありました

多度津フェスティバル当日、大木獅子組の演舞前のことですが、待機しているところにご家族と一緒に僕のところへと来る一人の男の子が

その手には、昨年開催した時に配った面が

 

ワークショップに参加してくれた子が見せに来てくれました

 

なんと、ワークショップで彩色した面をおじいちゃんが綺麗に仕上げてくれたそうで、髪の毛まで付けた状態で見せに来てくれたのです。
わざわざ、こうして僕を探して見せに来てくれるなんて思ってもみなかった出来事に、もう言葉では表現しきれない程の喜びが込み上げてきました

ただ、昨年は天狗を手に入れたので、今年は烏天狗をと決めてたそうで、今年開催しなかったことに何か申し訳ない気持ちもあったり

でも、ワークショップ自体を辞めたわけではありませんので、また機会があればその時はぜひよろしくお願いします

 

そもそも、ダカのワークショップを開催したのは、香川県で使われている多くの獅子頭は張り子で作られていて、その形状も県外では見られないものが多いです。

僕もそうでしたが、他のお祭りやイベントなどへ行かない限りは、そのことを知ることもありませんし、どのような材料で作られている物なのかもわからないことです。

特に、祭りに携わっていない子供たちは知る由もありません。

なので、獅子頭と同じ製法で作られているダカの面を使って、ワークショップをできないかと考えたのが始まりです。

するからには、職人さんと同じ手作りと製法で

 

面の制作
面の制作

 

と、始めたワークショップ用のミニ面作り。

型から作り、紙を貼りつけ、色を塗り、、、
当初は、ひどい仕上がりに悩んだりと大変でしたが、あらめたて職人さんの凄さを感じることもできたので、僕たちにとってもすごくいい経験になりました

子供達が、それらの手作りで作られた物を手に取って彩色をすることで、何か感じ取ってくれればという思いや、大人達にも一緒に楽しんでもらいたいという思いもありましたので、ご家族と一緒に男の子が見せに来てくれた今回の出来事は、ワークショップを開催してよかったとあらためて思うことができました。

これはまた、パワーアップをして第2弾を開催しないといけないですよね

頑張らないと(笑)