猫獅子完成!【 讃岐獅子頭】

以前、「工房蓮心」へお邪魔した時に制作を目にした渦の入った猫獅子が
ここ数ヶ月で着々と完成へ向けて進んでいってました。
猫獅子制作中【讃岐獅子頭】
僕は、完成へと近づいていく姿に大興奮(笑)
大木獅子組にも、猫獅子はあるので
小さな頃から大好きな獅子ではあったのですが
これまで渦の入った猫獅子は見たことがありませんでした。
ですので、いったいどんな姿になっていくのだろうと
見る度に妄想が膨らんでいきました(笑)
丸岡系の獅子頭にも、渦の入った猫獅子はあったそうです。
ただ写真活動をしていて、まだ出会っていないということは
それほど数は出ていないのかなと思われます。
しかも今回は、松下系の獅子頭。
まだ和紙を張り合わせたことがないままに眠っていた型で
その型が、初めて世に出るということで
こうして見れることに本当に嬉しく思いました。
そして、その獅子頭もとうとう完成。
猫獅子
細かなところで、蓮心さんのこだわりも見えます。
大木にも渦の入った猫獅子いいと思うんだけどなぁ。。。
など思いながら、完成した獅子頭にずっと見とれてました(笑)
猫獅子
今回、制作された猫獅子は
さぬき市造田神社の白羽獅子組さんのもとへと旅立つそうです。
舞う姿を撮影したいなぁ。。。
日程調整をしていかないと(笑)

獅子頭の復刻

工房蓮心へお邪魔すると必ず見かけてた
角のある獅子頭。

それがとうとう復刻へ向けて
制作を進めていました。

 

 

 

獅子頭の復刻

 

 

実はこの型、同じ葛原の北獅子組さんも持っている型で

初めてこの獅子頭を工房で見た時は、

 

北獅子組さんの!?

 

と勘違いしたほど、ほぼ一緒の顔に驚きました。

 

なかなか見たことのない珍しい型で
北獅子組さんでは、2年に一度出す獅子頭。

地元でもそんなにはお目にかかれない獅子頭でしたので
ここぞとばかりマジマジと見ていましたが
まさか他の地域でも使われている型だったなんて
思っても見なかったです。

 

今回、復刻という形で新規に制作を進めているようで
これが蓮心さんの手によってどう出来上がっていくのか。。。

 

今から楽しみですshine

 

 

 

 

 

塗り獅子(唐獅子)【 讃岐獅子頭(2) 】

宇多津町で、企画写真展「讃岐祭」を開催した時のことですが
蓮心さんのご協力もあって、写真の他に職人さんコーナーとして
ダカの面や獅子頭の型などの展示も行うことができました。
蓮心さん、その節はご協力本当にありがとうございました。
その時に、自身のオリジナル作品でもある獅子頭の型も貸して頂いたのですが
まだその型は、世に出ていない型でもありました。
それから2年近く経ち、、、、
昨年、その型の獅子頭が完成し、
世に出ることに。。。
そして、オリジナル第二弾の型も制作し、
今年、また世に出ようとしています。
塗り獅子(唐獅子)
ちょうどお邪魔した時に、1つ目が完成したところで
綺麗な金に輝いている淵に、深みのある赤色。
白毛の合間に見える金の目。
完成したばかりとはいえ
その獅子頭の佇まいにじっと見入る程でした。
【工房蓮心】オリジナル獅子
左側が、初のオリジナルの型で制作した獅子頭。
右側が、2つ目になるオリジナルの型で制作した獅子頭。
赤色の顔には黒毛がいいと思っていましたが
赤色の色合いによっては、白毛も綺麗なことを知って驚きましたeye
型の形や雰囲気でも変わってくると思いますが
案外、まだ知らない組み合わせでもいけるかもっていうのがあるかもしれませんよね。
綺麗な獅子頭を見ていると
個人的にも欲しくなっちゃいます(笑)