
上の写真は、葛原4組の中の1組、葛原正八幡宮 南獅子組さんです。
4年ほど前に、南獅子組さんの獅子舞で篠笛が復活したことをブログで書かせてもらいましたが、昨年の秋祭りで、ふと目にした光景に思わず見入ってしまいました。

復活した当初は、1人の方がずっと篠笛を吹いていましたが、今では子供達も一緒に吹いています。
元はあったものが途絶え、それから復活したということにも大変驚かされた出来事でしたが、復活した篠笛も今では定着し、こうして受け継がれていることにすごく感銘を受けました。
ここ数年、活動をしていてよく思うことは、昔の人達が築き上げたものは凄く粋であり、かっこいいということです。
それには必ず何かしらの意味があって、今を生きる私達に受け継がれています。
それらを無くすことは簡単ですが、受け継がれてきた文化を大切にすることは、どれだけ大変で大切なことかと最近よく考えます。
受け継がれてきた文化も、時が経てばその意味合いもわからなくなります。
意味合いがわからないものでも、なぜそれをしているのか、逆にこうであろうと仮定をつけて考えてみるのもいいかもしれません。
そうしたちょっとした思いが、次へと繋がる道になるのだと思います。
今回の出来事は、こうして文化は受け継がれていくんだと実感した瞬間でもありました。
管理人自身も、次の世代に残せるようなことをしていきたいと思います。
まだまだ頑張らないと(笑)
↓以前、南獅子組さんをご紹介したブログ記事はこちら
「途絶えた伝統文化の復活」