毎年、10月第3週の金曜日から、多度津町葛原の秋祭りが始まります。
金曜日、葛原正八幡宮へ向かっていると幟が立ち並び、神社には、神社幕が張られ、提灯には明かりが灯っています。
いつもとは違う、神秘的な雰囲気となっている神社。
辺り前のことですが、誰かが準備をしないと、そのような光景を目にすることはできません。
管理人と一緒に撮影をしている仲間が、それらの様子を撮影してくれていたので、解説付きで見せてもらえました
秋祭りの当日の朝、地域の人達が集まって設営をしています。
御旅所にもなっている荒神社。
一通り終わったようなので、葛原正八幡宮へ向かいます
本祭りに行列を組んで進んでいく道のりは、既に、御神燈や幟が立ち並んでいます。
葛原正八幡宮でも、準備が進んでいます。
結界を張っています。
親子で紙垂(しで)を付けています。
大木獅子組の若いメンバーが、親と一緒に付けている写真でしたので、まだ経験をしたことがない管理人にとっては、見習わないといけないなと思った一枚です
余談ですが、しめ縄に付けられている紙垂(しで)は、神聖な場所という意味の境界線の役目があるといわれているそうです。
しめ縄も、神様を祀る神聖な場所を区別するために張る縄のことを指しています。
しめ縄を張ることで、神様の領域と、人との領域を隔て、不浄なものが入らない結界の役目を果たしています。
縄は雲、藁(わら)で作られた〆の子は雨、紙垂は雷を表し、豊作になるように祈っているという説もあるそうです。
準備も終わり、秋祭りを迎えるだけとなりました
大木地区でも、一週間前に獅子組メンバーで御神燈を立てたり、地域の人達で幟を立てたりと、地域総出で準備をしています。
大木だけではなく、葛原の八幡、北条、下所も地域の人達が準備に携わっていると思います。
沢山の人達に支えられて成り立っている秋祭り。
そのことを忘れてはならないと思った写真でした。
秋祭りの準備ありがとうございました