地域の人達に支えられている秋祭り

 

毎年、10月第3週の金曜日から、多度津町葛原の秋祭りが始まります。

葛原正八幡宮【氏参り(2018.10.19)】
葛原正八幡宮【氏参り(2018.10.19)】

金曜日、葛原正八幡宮へ向かっていると幟が立ち並び、神社には、神社幕が張られ、提灯には明かりが灯っています。

いつもとは違う、神秘的な雰囲気となっている神社。

辺り前のことですが、誰かが準備をしないと、そのような光景を目にすることはできません。

管理人と一緒に撮影をしている仲間が、それらの様子を撮影してくれていたので、解説付きで見せてもらえました

秋祭りの準備
秋祭りの準備

秋祭りの当日の朝、地域の人達が集まって設営をしています。

荒神社(御旅所)
荒神社(御旅所)
荒神社(御旅所)
荒神社(御旅所)

御旅所にもなっている荒神社。

秋祭りの準備
秋祭りの準備

一通り終わったようなので、葛原正八幡宮へ向かいます

御神燈
御神燈
御旅所までの道のりに並ぶ幟
御旅所までの道のりに並ぶ幟
御旅所までの道のりに並ぶ幟
御旅所までの道のりに並ぶ幟

本祭りに行列を組んで進んでいく道のりは、既に、御神燈や幟が立ち並んでいます。

秋祭りの準備
秋祭りの準備
秋祭りの準備
秋祭りの準備

葛原正八幡宮でも、準備が進んでいます。

結界作り
結界作り

結界を張っています。

紙垂(しで)の取り付け
紙垂(しで)の取り付け

親子で紙垂(しで)を付けています。

大木獅子組の若いメンバーが、親と一緒に付けている写真でしたので、まだ経験をしたことがない管理人にとっては、見習わないといけないなと思った一枚です

紙垂(しで)の取り付け
紙垂(しで)の取り付け

余談ですが、しめ縄に付けられている紙垂(しで)は、神聖な場所という意味の境界線の役目があるといわれているそうです。

しめ縄も、神様を祀る神聖な場所を区別するために張る縄のことを指しています。
しめ縄を張ることで、神様の領域と、人との領域を隔て、不浄なものが入らない結界の役目を果たしています。

縄は雲、藁(わら)で作られた〆の子は雨、紙垂は雷を表し、豊作になるように祈っているという説もあるそうです。

随身門
随身門

準備も終わり、秋祭りを迎えるだけとなりました

大木地区でも、一週間前に獅子組メンバーで御神燈を立てたり、地域の人達で幟を立てたりと、地域総出で準備をしています。

御神燈を立てた時のお話の記事はこちら

大木だけではなく、葛原の八幡、北条、下所も地域の人達が準備に携わっていると思います。
沢山の人達に支えられて成り立っている秋祭り。

そのことを忘れてはならないと思った写真でした。

葛原正八幡宮
葛原正八幡宮

秋祭りの準備ありがとうございました

 

秋祭りが始まります

 

葛原正八幡宮秋季例大祭2017
葛原正八幡宮秋季例大祭2017

今日から3日間、多度津町葛原に鎮座している葛原正八幡宮で、秋祭りが始まります

祭り1日目の氏参りは、18時から4組の獅子組が拝殿で奉納をします。
3日間あるお祭りの中でも、ピリッとした空気感のある1日です。

太鼓ぶちをしていた頃から、その空気感が大好きで、今でも当時の気持ちを忘れず奉納をしています。

地元では、1日目から始まる日を氏参り(うじまいり)と呼ばれていますが、一般的なお祭りでいえば宵祭りに当たります。

宵祭りは、数日間行われる祭りの中でも、大切な1日だといわれています。

管理人が、太鼓ぶちをしていた頃の大人達が、緊張した面持ちで奉納をしていたのも、何か頷けるような気がします。

当時は、その意味合いなどは知りませんでしたが、そのような大人達を見て、肌で感じて、僕自身にも受け継いだのかもしれません

いつもはカメラを持って各地を巡っていますが、今日からは一旦カメラを置いて、法被の袖を通します

週末から秋祭り

 

秋季例大祭
秋季例大祭

朝起きて、ふと外に目をやると、、、
目の前には、大きな幟が目に入ってきます

幟を見ると、もうすぐ秋祭りが始まるんだなぁと実感します

小さな頃から、家から見えるこの景色が大好きで、親にはいい場所に家を建ててくれたなぁと感謝しているのですが、強風の時は、ギシギシと幟がしなる音が夜中に聴こえてくるので、その時は若干怖いです(笑)

今週末の天気は、雨が心配ですが、葛原の秋祭りは金曜日から始まります

だんだんと、秋祭りの足音が近づいてきました