2018年の多度津町葛原の秋祭りは、天気もよく秋祭り日和の年でした
葛原の秋祭りは、金曜日の『氏参り』から始まります。

葛原4組の獅子組は、神社でお祓いを受け、その年の最初の奉納が始まります。

受付を済ませ、

幣殿でお祓いを受けます。

今年、南獅子組さんは獅子頭を全面修理をしました
ちょうどそのお話をしている一場面です
獅子頭の出来栄えに、南獅子組さんの頭も含めとても喜んでいたのを知っていたので、お披露目となったこの日は、相当嬉しかったと思います
ちょっと羨ましいです(笑)


そして、お祓いが終われば獅子舞の奉納が始まります。
今年は、南獅子組さんが1番目でしたので、次は北獅子組さんと続きます。

北獅子組さんも、お祓いを受け、

獅子舞の奉納です
この時、南獅子組さんは横にずれて2回目の奉納をしています。
拝殿では、2組の獅子舞を同時に見ることができます
そして、次は西獅子組さん。

西獅子組さんも、お祓いを受け、

獅子舞の奉納です
そして最後は、大木獅子組です。

お祓いを受け、

獅子舞の奉納です
2回目の奉納の鳴り物部隊は、今後の世代を担う子供達です。

たぶん一発目をしたくてウズウズしていると思うけど、まだそのフラストレーションを溜めて、そのうち訪れる中心となって活躍する時には、それを爆発させて頑張ってほしいです
管理人も通ってきた道なので、あの場でしたいという気持ちはよくわかります(笑)
そして、拝殿での奉納が終われば、その隣りにある出雲神社で奉納。
その次は、秋祭りでの御旅所にあたる北条の荒神宮での奉納と続きます。

そして大木獅子組は、大木地区にある大木荒神宮での奉納で1日目は終わりとなります。

こうして始まる葛原の秋祭り。

太鼓ぶちをしていた頃、大人達がもの凄く緊張した顔つきで、とてもピリッとした空気の中で奉納をしていました。
ここはきちんとしないといけないところなんだと、子供ながら感じていたので、不思議と今でもその気持ちは持ち続けています。
今も奉納前は緊張しますが、子供の頃からそのピリッとした夜の神社での奉納はとても大好きです。
毎年のことなので、今でも緊張するというのも不思議なことですが(笑)
1日目の秋祭りは終わりました。
次は、2日目へと続きます。
【 香川県の獅子舞メモ 】
・東讃地域では、本祭りの前日に宵宮といって、獅子舞を奉納をする地域が多くある。
・中讃地域では、宵祭りにあたる日に葛原のように獅子舞の奉納をする地域は少ないが、御神楽をしている地域が多い。
・奉納前にお祓いを受け、神社からお守りまたは御幣などを貰い、獅子頭に付けて奉納をするのは、県内でも数少ない風習である。