小さな獅子頭を通して感じる歴史

 

最近、小さな獅子頭をうちで預かることになりました。

それは、髪の毛がとてもごわついている程、古い小さな獅子頭

触ると抜け毛も酷いということで預かることになったわけですが、髪の毛以外はとてもいい状態の獅子頭です。

このまま放置も何かかわいそうだなということで、ちょっとしたメンテナンス。

 

宮武の獅子頭
宮武の獅子頭

 

抜け毛対策をして、、、

 

宮武の獅子頭
宮武の獅子頭
宮武の獅子頭
宮武の獅子頭

 

うちに来た時よりも、凛々しい獅子頭に変わってくれました

このサイズの獅子頭は、今では手に入れるのもなかなか難しい物です。

以前に、このサイズの獅子頭が出回っていた時代があったという内容のブログを書いたことがあるのですが、こうしてその獅子頭を目の前にしていると何か職人さんの歴史に少し触れているような気がします。

↓以前のブログ記事はこちら
昔の獅子頭事情

物産品などを置いているお店などへ行けば、今も飾り用から小さなお子さんが持てるような獅子頭まで、いろんなサイズの獅子頭を手に入れることはできます。
ただ、その獅子頭と比べると、本職の職人さんが手掛けている獅子頭はさすがといべきかそのクオリティはとても凄い物です。

ただ、小さいからといって侮るなかれ

獅子舞で振っている獅子頭と製法はほぼ変わらないのもあるのですが、小さいから逆に作業がしづらくなる箇所が出てきたりと手間になる場合もあるそうです。

確かに、サイズが大きいと手を入れやすい箇所も、小さくなれば入れづらくなる、、、

職人さんから、その話を聞いたときは確かにと妙に納得したものです。

ということで、偶然にもうちにやって来た小さな獅子頭くん。
いつまで預かることになるかはわかりませんが、それまでに残りのメンテナンスを終わらして目に焼き付けておきたいと思います(笑)

最後に、この獅子頭ですが宮武の獅子頭だそうです。
特徴的に宮武だろうと思っていたのですが、宮武の獅子頭は黒のイメージが強かったので、気になって2人の職人さんに鑑定してもらったところ、宮武で間違いなさそうです。

このサイズの獅子頭は、丸岡もたまに見ることがあるので、当時の先代の職人さんたちが頑張ってきた結果、こうして今も目にすることができるのかなと思いました

 

本祭り[ 葛原正八幡神社 秋季大祭 2016 ]

 

「氏参り」「村遣い」と2日間続いた獅子舞も、3日目の「本祭り」で最終日を迎えます。
3日目も早朝からのスタートですが、葛原正八幡神社の本祭りは12時頃から始まります。

 

葛原正八幡神社 沿道
葛原正八幡神社 沿道

 

今年の本祭りは、天気が危うい感じの空模様

 

大木獅子組 出発前
大木獅子組 出発前

 

なんとかもって欲しいと願いつつ、みんなで葛原正八幡神社へ

 

金曜日の夜から、ずっと動きっぱなしですので体の疲れもピークを超えているはずですが、不思議と本祭りの時は、ちょっとした高揚感に包まれます

これも祭りマジックでしょうか?(笑)

神事が始まり、そこから葛原の獅子組4組での一斉演舞が始まります。

 

南獅子組
南獅子組

 

今年は、南獅子組さんが先頭ですので、南獅子組さんから音が鳴り始めます。

 

北獅子組
北獅子組

 

次は、北獅子組さん。

 

西獅子組
西獅子組

 

その次は、西獅子組さん。

 

大木獅子組
大木獅子組

 

そして最後は、大木獅子組。

順番に音が重なっていく形で、それぞれの組で獅子舞が始まり、最終的には一斉演舞となります。
1回目が終われば、次は別の獅子に替え2回目の演舞です。

神社での演舞が終われば、次はお旅所まで行列を作っての移動です。
その間でも、4箇所で2回獅子舞をします。

今年は、天気がもつかもたないかという微妙な天候でしたので、途中、パラパラと小雨が降ったりと、てんやわんや

進行を前倒しにしたりと、例年通りにとはいかなかったですが、それはいっときのことでしたので、帰りの行列ではいつも通りのお祭りとなりました。

天候に振り回されながらも、、、

 

大木自治会長さん

 

大木自治会長さん

 

大木獅子組

 

最近は、あまり獅子を振らなくなったお兄さんも笑顔で獅子舞。

 

大木獅子組

 

兄弟で太鼓打ちをしたり、、、

 

大木獅子組,南獅子組

 

南獅子組さん、大木獅子組で仲良く写れば、

 

大木獅子組

 

大木獅子組の先輩、後輩でも仲良くパシャリ。

 

大木獅子組

 

親子で笑顔の1枚もあれば、

 

同級生

 

南獅子組、北獅子組、西獅子組の同級生組も笑顔でパシャリ。

 

みんなが笑顔で楽しめた祭りだったと思います
そうした中で、将来の担い手達も大人に混じって頑張っていました

 

西獅子組 将来の担い手
西獅子組 将来の担い手

 

西獅子組さんのお子さんが自前の獅子で振っていると思えば、

 

大木獅子組 将来の担い手
大木獅子組 将来の担い手

 

隣りの大木獅子組の子供も、自前の獅子で振っています。

 

大木獅子組

 

まだ太鼓打ちをする年齢にはきていませんが、お父さんと一緒に太鼓打ちをするそんな光景も見られました。

年に一度のお祭りですが、昔と違い人手不足や子供が少ないなどの現状があります。
しかし、3日間を通して真剣に奉納をする姿や、楽しんでいる姿、頑張っている姿を、子供達はいつも見ているのかなと今年のお祭りで感じました。

 

葛原正八幡神社 秋季大祭2016
葛原正八幡神社 秋季大祭2016

 

僕たちが頑張っている限り、次の世代へとバトンタッチはできると思いますので、また来年もいいお祭りにしたいと思います

また1年後ですね(笑)

 

 

氏参り[ 葛原正八幡神社 秋季大祭 2016 ]

 

多度津町葛原の秋祭りも無事に終わり、気づけば11月が来ようとしています

葛原のお祭りの初日の「氏参り」。

初日とあって、朝からソワソワしてしまう1日でもありますが、氏参りが始まるとちょっとしたピリっとした空気感が漂います。

その空気感が、小さい頃から大好きで、今から神事が始まるんだと実感させてくれます

葛原のお祭りでは、4組の獅子組が神社へ奉納します。
奉納する前に、必ずお祓いを受けないといけません。

 

お祓い[ 氏参り(2016/10/14) ]
お祓い[ 氏参り(2016/10/14) ]

 

お祓いを受けて、初めてお祭りで奉納することができ、各家を回っていくことができます。

 

お祓い[ 氏参り(2016/10/14) ]
お祓い[ 氏参り(2016/10/14) ]
お祓い[ 氏参り(2016/10/14) ]
お祓い[ 氏参り(2016/10/14) ]
 

そして、お祓いが終われば獅子舞の奉納です。

 

大木獅子組[ 氏参り(2016/10/14) ]
大木獅子組[ 氏参り(2016/10/14) ]

 

氏参りは、4組の獅子組が順番ずつ奉納していくのですが、今年の大木獅子組は4番目。

昔から、1番目と2番目は南獅子組さんと北獅子組さんが、3番目と4番目を西獅子組さんと大木獅子組が、毎年交互に入れ替わるというのが決まりです。

大木獅子組の場合は、西獅子組さんと毎年入れ替わって奉納しています。

ですので、毎年、南獅子組さんと、北獅子組さんの音を神社へ向かっている途中で聞くと、、、

「あっ、秋祭りが始まったんだ」

と、実感させてくれます

音を聞くと、徐々に気持ちはお祭りモードへ
それが毎年、僕にとっての恒例行事でもあります(笑)

 

大木獅子組[ 氏参り(2016/10/14) ]
大木獅子組[ 氏参り(2016/10/14) ]

 

こうして、毎年行われているお祭りですが、僕の親世代も氏参りの時のピリっとした緊張感の中で、真剣に奉納している姿を見てきてそれに憧れ、今こうして同じように奉納しています。

たぶんその上の世代の人達も、同じだったんじゃないかなと思います。

お祭り行事を受け継いでいくこともそうですが、気持ちの面でも受け継いでいっているのかなと、最近よく思います。

僕も、下の世代から憧れるようなそんな先輩でいたいなと思っていますが、、、実際はどうなんでしょう?(笑)

受け継いでいってもらえるように、まだまだ頑張っていかないといけないですね(笑)