花ノ御前稲荷神社 夏季大祭

 

三豊市詫間町の荘内半島に鎮座している花ノ御前稲荷神社。

7月の半ば頃に、土曜日に宵宮、日曜日に本宮と2日間かけて夏季大祭が行われます。

訪れた時には、南東の方角からゴロゴロと鳴っている黒い雲が・・・

雨と雷の心配もありましたが、ギリギリ雨雲もかからず、逆に綺麗なアーチのかかった虹を見ることができました

 

虹 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
虹 [ 花ノ御前稲荷神社 ]

 

虹のかかる祭りで始まった夏季大祭。

 

浦安の舞 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
浦安の舞 [ 花ノ御前稲荷神社 ]

 

地元の方もお参りをしていたり、神社の境内では夏祭り一色となっていました。

 

花ノ御前稲荷神社
花ノ御前稲荷神社

 

 

花ノ御前稲荷神社は、商売繁盛のご利益があるということで、昔は隣りの愛媛県からなど、船に乗って沢山の人達が訪れていたそうです。

今は屋台は出ていませんが、当時は神社の境内に沢山並ぶ屋台、海岸沿いには停泊している船の明かりと、それはとても綺麗だったとご年配の方々に教えて頂きました

 

花ノ御前稲荷神社夏季大祭
花ノ御前稲荷神社夏季大祭

 

 

獅子舞の奉納を見ていると、夏の夜の雰囲気と神社に照らされる明かりとで素敵な空間を作りだしています。

獅子舞の奉納をしていたのは、

 

五段谷嵐 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
五段谷嵐 [ 花ノ御前稲荷神社 ]

五段谷嵐さん

 

名部戸獅子保存会 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
名部戸獅子保存会 [ 花ノ御前稲荷神社 ]

名部戸獅子保存会さん

 

荘内半島近辺の獅子舞で特徴的なのは、獅子の油単と太鼓ぶちの衣装です。

獅子を持たせてもらえたのですが、大きな獅子頭に着けられた金糸と銀糸との刺繍の油単、その重さはとてつもなく重く大変驚きました

獅子頭が重いだけで音を上げていたのが恥ずかしくなるぐらい、機敏に舞う獅子。

その獅子舞を見ながら、重いだけで音を上げてちゃいけないなと少し反省

そしてもう一つの特徴が、太鼓ぶちが着る唐様と呼ばれる中国風の衣装です。

 

五段谷嵐 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
五段谷嵐 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
名部戸獅子保存会 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
名部戸獅子保存会 [ 花ノ御前稲荷神社 ]
 

 

祭り後に、地元のおばあちゃんからお話を聞くことができたのですが、昔は中国で刺繍をして作ってもらってたそうです。

別で聞いたところでは、朝鮮で作ってもらったとかというお話もありましたが、海を越えて衣装が作られていたのは確かなことだと思われます。

 

今回訪れたのは土曜日でしたが、翌日の本宮は、午前中から五段谷嵐さんの獅子舞奉納と御神楽があります。
一昨年と昨年は、本宮を見させてもらいました

夜の夏のお祭りは、秋祭りとはまた違う雰囲気でいいものですね

また機会があれば訪れたいと思います

 

 

 

現地でしか見れない獅子舞 – 香川県の獅子舞 –

 

4月に入り、桜も満開です。

秋祭り程多くはありませんが、4月に入れば、毎週のようにどこかしらの地域では春祭りが執り行われ、獅子舞の奉納を目にすることができます。

管理人も、昨日、三豊市三野町にある「荒魂神社」へ行ってきました(*^-^*)

 

 

荒魂神社 [ 三豊市三野町吉津 ]
荒魂神社 [ 三豊市三野町吉津 ]

 

そこは、山の中腹にある神社で、拝殿へと向かう山へと続く階段沿いの桜の木は満開で、とても雰囲気のある場所でした。

訪れた時には、既に神事が執り行われていましたが、拝殿の前には獅子や道具が設置され、奉納の出番を待っている状態でした。

獅子舞を奉納をするのは、荒魂神社若獅子連さん。

みとよ獅子舞フェスティバルで、荒魂神社若獅子連さんの獅子舞を見たことがあるのですが、実際に地元の神社で見るのは今回が初めてでした。

神事も終わり、獅子舞の奉納が始まりました。

 

 

荒魂神社若獅子連 [ 荒魂神社 ]
荒魂神社若獅子連 [ 荒魂神社 ]

 

満開の桜の木を背景に舞う獅子舞。
この時期でしか見れない光景です。

桜の木の下で舞う獅子もいいなと思いながら見ていたのですが、ふとあることに気づきました。

以前に、みとよ獅子舞フェスティバルで見た獅子舞とは、同じ獅子舞のはずなのに印象が違っていました。

これまで沢山の地域の獅子舞を見てきて、ここ最近感じていたことでもあるのですが、やはりその地域で生まれた獅子舞は、その生まれた場所で見るのが一番いいということです。

その土地の雰囲気、空気感というものは、そこに住む人達が作り出してきたもので、そこで生まれ育ってきた人達は、自然とその土地柄が体に染み込んでいるのだと思います。

地元の神社で舞う獅子舞は、その土地で育ってきた人達だからこそ活きてくるのだと思います。

管理人が、みとよ獅子舞フェスティバルで見た獅子舞と違う印象を受けたというのは、そういうところの違いがあったからなのかもしれません。

香川県の獅子舞を本来の形で見るのであれば、どの地域の獅子舞も、現地でしか見れない獅子舞なのかもしれません。

 

今回、管理人の個人的な写真活動で訪れましたが、荒魂神社若獅子連さんからお声もかけて頂き、じっくりと春祭りを見させてもらうことができました。

ありがとうございました。

 

しかし、、、大木獅子組は、葛原ではどのような雰囲気を持っている獅子組なんだろ?

少し気になるところです(笑)

 

 

丸岡の讃岐獅子頭

 

大木獅子組の獅子頭は、丸岡の獅子頭を古くから使用しています。

現在使用している獅子頭を購入したのは、10年以上前。

ずいぶんと前のお話ですので、直接購入する場を見たわけでもなく、僕にとっては、丸岡さんの場所はいったいどこで、どういうところなのかずっと謎でした。

 

そして、とうとう獅子頭を制作しているお宅へ行ってきました
案内された部屋では、いくつかの獅子頭が。

 

丸岡獅子頭

 

どれも修理や、納品前の物だったり
獅子好きにとってはたまらない空間でした

ちょうど入れ違いで、修理依頼で来てたお客さんもいたそうです。
あとで聞いてみるとなんと愛媛から来たとか。

香川県だけではなく、お隣りの県まで伝わっているなんて驚きました。

対応してくれたおばあちゃんから、色々とお話を聞くことができたのですが
おばあちゃんも、お嫁に来てからずっと獅子頭制作のお手伝いをしてたそうです。

愛媛県だけではなく、宮城県にも獅子頭が伝わっていたり
丸岡の獅子頭がいろんな県に伝わっているということも聞かせてくれました。

ただ、明治時代から続いている獅子頭制作も途絶えてた時期があったそうです。

それは戦時中。

香川県の獅子舞文化も、時代の波に呑まれた時期があったなんて、、、

戦後、再び制作を始めた頃、もしかしたら獅子組も激減してたかもしれませんよね。

そこからまた復活したり、立ち上げたり、現在の獅子組数になっているのだと思うと、香川県の獅子舞文化もそうですが、職人さんが頑張り続けたことも大きな要因なのかなとも思いました。

部屋には、おばあちゃんが若かった頃の先代と一緒に仕事をしている姿の写真がありました。

 

丸岡獅子頭

 

話を聞きながら、その写真も見ていたのですが
丸岡さんの歴史の凄さを知ったひと時だったかもしれません。
突然の訪問ではあったんですけど、今回行ってよかったです

香川県の獅子舞文化はほんとうに面白いです