秋祭りへ向けて

先週末、太鼓や鉦の音で朝を迎えました。
10月第1週目は、多度津、丸亀とお隣りの地域でお祭りが始まるので
毎年、1週目は祭りの音で目が覚めるというのが恒例です(笑)
第2週目も、お祭りが始まる地域は多いのですが
地元葛原は、第3週目となりますので大木獅子組にとっては
翌週がお祭り本番となります。
只今、お祭りへ向けて大人、子供と共に練習に励んでおります。
大木獅子組練習中~(2015)
数年後には太鼓打ちになる予定の小さな男の子も
みんなに混じって見よう見まねで練習中(笑)
昨年から、会場へ顔を出すようになって
ほぼ1年近く頭の中は「獅子舞」だそうですw
将来が楽しみだhappy01

2015年初練習

各地域の獅子組さんから、
練習が始まったとチラホラ聞くようになってきました。

 

大木獅子組も、、、

 

 

 

2015年初練習

 

 

 

先週の土曜日に、今年初の練習が始まりましたhappy01

 

夏が終われば、祭りシーズンの到来sign01

 

早いところでは、既に始まってたり

まだのところでは、祭りまでソワソワw

 

祭り大好き人間にとっては
なんともいえない季節ですよね(笑)

 

 

今年の、葛原正八幡神社の秋季大祭は
10月第3週の16日(金)~18日(日)の3日間行なわれます。

 

 

1年に一回、葛原の4組の獅子組が集まって
地元の神様へ奉納する祭り。

 

また今年も、秋祭りへ向けて練習と準備の日々が始まりましたconfident

 

 

 

 

 

途絶えた伝統文化の復活

 

【篠笛】 葛原正八幡神社 南獅子組

 

上記の写真は、昨年の「葛原正八幡神社 秋季大祭」お旅所での様子です。

なんら変哲のない祭りの一幕だと思われると思いますが、僕が小学生の頃、太鼓打ちとしてお祭りに参加するようになってからこれまで、葛原には写真に写っている篠笛は見たことがありませんでした。

葛原正八幡神社 南獅子組

 

一昨年から、南獅子組では篠笛を吹く光景を目にするようになって、初めて見た時は大変驚きました。

これまでなかったものが、突然現れたんですからeye

では、元からなかったのかというと、そういうわけではなく、実は、葛原には昔篠笛があったそうです。
僕が、そのことを知ったのはここ数年の話です。
唯一、南獅子組に篠笛があった頃の曲を吹ける人物がいると知ったのもその頃でした。

では、なぜ復活できたのか、、、

南獅子組の関係者に聞いた話ですが、現在、篠笛を吹けるという方は、昨年に他界されており、生前、篠笛を残す為に、当時のラジカセで録音していたそうです。
その音源を元に、篠笛を吹くのも初めて、頼りはその当時に録音された音源。
そのような状況で、南獅子組の一人の方が覚えたそうです。

そして、一昨年のお祭りで復活。

葛原4組の獅子組の舞いやリズムは、地元で慣れ親しんでいるのもあると思いますが、どの組も大好きな獅子舞です。

特に、南獅子組の獅子舞は、静かな動きの中にどこか貫禄のある舞いで、祭りの初日にまずその舞いを見てから気合いが入っていくというのが、僕にとってのお祭りになっていますhappy01

あとで知った話なのですが、南獅子組の獅子は、おばあちゃん獅子だそうです。
そのことを聞いて、貫禄のある舞いに何か納得しました。

今回復活した篠笛を見ていると、さらに箔がついたような感じもします。
なので、ちょっと羨ましくも思っちゃいます(笑)

以前あったものが途絶え、何十年後かに、今の世代で復活させたということに感動さえ覚えます。

葛原も、祭りに関わる人が少なくなっている現状ですが、そのようなお話を聞くと、まだまだ盛り上がりを見れるような気もします。

 

葛原正八幡神社 秋季大祭2014

 

葛原4組一丸となって盛り上がれば、多度津町の中でも大きな秋祭りになるんじゃないかと思いますsmile

葛原のみなさんいかがでしょうか(笑)