祭り前に地区内をまわって獅子を遣って「オハナ」もらうことを「カサゾロエ」と呼ばれていて、同じ獅子を遣って「オハナ」をもらうことでも
上記の写真は、昨年の「葛原正八幡神社 秋季大祭」お旅所での様子です。
なんら変哲のない祭りの一幕だと思われると思いますが、僕が小学生の頃、太鼓打ちとしてお祭りに参加するようになってからこれまで、葛原には写真に写っている篠笛は見たことがありませんでした。
一昨年から、南獅子組では篠笛を吹く光景を目にするようになって、初めて見た時は大変驚きました。
これまでなかったものが、突然現れたんですから
では、元からなかったのかというと、そういうわけではなく、実は、葛原には昔篠笛があったそうです。
僕が、そのことを知ったのはここ数年の話です。
唯一、南獅子組に篠笛があった頃の曲を吹ける人物がいると知ったのもその頃でした。
では、なぜ復活できたのか、、、
南獅子組の関係者に聞いた話ですが、現在、篠笛を吹けるという方は、昨年に他界されており、生前、篠笛を残す為に、当時のラジカセで録音していたそうです。
その音源を元に、篠笛を吹くのも初めて、頼りはその当時に録音された音源。
そのような状況で、南獅子組の一人の方が覚えたそうです。
そして、一昨年のお祭りで復活。
葛原4組の獅子組の舞いやリズムは、地元で慣れ親しんでいるのもあると思いますが、どの組も大好きな獅子舞です。
特に、南獅子組の獅子舞は、静かな動きの中にどこか貫禄のある舞いで、祭りの初日にまずその舞いを見てから気合いが入っていくというのが、僕にとってのお祭りになっています
あとで知った話なのですが、南獅子組の獅子は、おばあちゃん獅子だそうです。
そのことを聞いて、貫禄のある舞いに何か納得しました。
今回復活した篠笛を見ていると、さらに箔がついたような感じもします。
なので、ちょっと羨ましくも思っちゃいます(笑)
以前あったものが途絶え、何十年後かに、今の世代で復活させたということに感動さえ覚えます。
葛原も、祭りに関わる人が少なくなっている現状ですが、そのようなお話を聞くと、まだまだ盛り上がりを見れるような気もします。
葛原4組一丸となって盛り上がれば、多度津町の中でも大きな秋祭りになるんじゃないかと思います
葛原のみなさんいかがでしょうか(笑)
讃岐人なら、やっぱりうどんでしょ
ということで、昨日、2012年初のうどんを食べました
いわゆる、年明けうどんになるのかな??
年明けうどんの定義は、元旦から1月15日までに食べるうどんのことで、赤いトッピングなどが添えられてるのが特徴だそうです。
本当は、年越し獅子舞の後、
メンバーと一緒に行った初詣で食べたかったんだけど、時間帯的に遅すぎたかな
初めは、毎年祭りで奉納している「葛原正八幡神社」へ初詣に行って
その次は善通寺へ
善通寺では、「獅子組や」と通りすがりの人達に言われ
またまた同じように獅子組だと声を掛けられた人達と少しばかり立ち話もしたり
まさか初詣へ行って、見知らぬ人達に声を掛けられるとは思わなかったです(笑)
しかも立ち話をした人達は、善通寺の上吉田東部獅子組の方達で
「もしかして大木獅子組?」と聞かれた時は非常に驚きました(笑)
どうやら、大木獅子組のホームページを見てくれてたそうで
それを聞いた時はほんと嬉しかったです
そんなこんなで帰ったら朝に近い時間帯でしたが
うどんも食べれず、昨日、思い出したようにうどんを食べたということです(笑)
年明けうどんは、「さぬきうどん振興協議会」が全国へ向けて普及活動をしているそうです。
昨年は、香川県が要潤さん副知事就任という「うどん県」改名PR。
そして、丸亀市がその相乗効果を狙って「骨付鳥市」への改名を目指すという設定で、遠藤章造さんを起用するなど、香川県は観光PR活動が活発になってきています。
ついでに、秋祭り
特に県内で1000団体以上もある獅子組を有する香川県もPRして欲しいですよね
食でのPR効果は大きいと思いますが
ぜひ地元の伝統芸能の盛り上げも兼ねて、讃岐の獅子舞も全国へのPRに含めて欲しいです
伝統芸能に携わっている者のとしての願いでもあります